SV S2 使用構築 感想 最終695位

S2お疲れ様でした。今回は上記の結果を残すことができました。しかし、今シーズンは一ヶ月間S1で結果を残した方のレンタルパを使用していました。そのため、今回は構築記事ではなく、使用した構築の感想等を書きたいと思います。

 

poke-ryon.hatenablog.com

 

こちらの構築を使わせていただきました。無断でリンクを貼っているため、何か問題がありましたらご連絡ください。直ちにリンクを撤去します。

努力値や構築経緯等上記の記事に書かれている内容については割愛させていただきます。また、今回は私にとっての構築の使用感を正直に書きたいと思っています。決して上記の構築記事を書かれた方の批判をするつもりはありませんので、以上の点については予めご了承ください。

 

 

構築に組まれていたポケモン

・ドラパルト

耐久に振られたドラパルトでした。火力upアイテムを持っていない臆病サーフゴーのシャドーボールを高乱数で耐えることができます。等倍の特殊技であれば思った以上に耐えるので、テラスタルを合わせて特殊主体のポケモンに対面で打ち勝つ場面が多くありました。また、火力も特化なので、テラスタル時の流星群はかなり強力でした。さらに、蜻蛉返りも優秀で、相手がスカーフを持っていなければ相手の交換や居座りのどちらかの動きに合わせて裏に繋げたり、風船デカヌチャンに対して蜻蛉返りからドオーに繋いだりするなどの動きができました。特性も優秀で身代わりや壁を気にせずに攻撃できたところも強かったです。

Sの低さが使用していた当初は不安でしたが、ミラーやマスカーニャ対面は基本交代し、ゲンガーは終盤はほとんど選出されなかったため、そこまで気になりませんでした。全てのドラパルトに言えることですが、不意のスカーフ持ちのポケモンがきついため、ガブリアスサザンドラ、サーフゴーといったポケモンのスカーフをケアする必要がありました。終盤はガブリアスサザンドラのスカーフを切った動きをしていたので、そこは反省すべき点だったと思います。

 

・アーマーガア

Sにかなり振られたアーマーガアでした。Sに振ったドドゲザンの上から動けるのが強く、テラスタルを切って上から行動して有利に立ち回ることができました。鉄壁を積めばドドゲザン以外の環境にいた物理ポケモンのほとんどに強く、弱点を突かれなければ特殊技も一回耐えることもあり、選出率はかなり高かったです。

しかし、耐久が足りないと思う場面もしばしばありました。アーマーガアより速いポケモン剣舞や竜舞を積まれた場合の立ち回りがかなり厳しくなりました。また、ゴーストタイプに打点がなく交換を強要されるのもつらかったです。

 

・ドオー

積むタイプの特殊アタッカーに強かったです。また、地割れのないキョジオーンを起点にできた点も強かったです。黒いヘドロを持っていないため、ドオーでテラスタルをする選択肢もあり、立ち回りの幅が広がっていたと思います。

しかし、呪いを積めなければ物理ポケモンに弱く、眼鏡を持った高火力特殊アタッカーも受けきれないため、選出しづらく感じました。こちらも積む関係上、常にアンコールやトリックを警戒する必要がありました。私の使い方がもっとうまければもう少し活躍させることができたと思います。しかし、強い人が使えば間違いなく強いと思うので、機会があれば天然のドオーをぜひ使ってみてください。

 

・キョジオーン

ドラパルト、ミミッキュ、ゲンガーのようなキョジオーンに弱点をあまり突いてこないポケモンに対して選出していました。塩漬けのおかげで襷やカイリューのマルチスケイルを潰すことができるのが優秀でした。アンコールをうまくかわして塩漬けをすることで、炎の渦とアンコールを持ったカイリューを大きく削ることができました。あくびの一貫を切ることができるため、構築の他のポケモンで対応するのが難しかったブラッキーに強かったです。隠密マント持ちが減っていた印象があり、刺さる時はとことん刺さりました。

構築的に鋼に一貫があり、アンコールやトリックで機能停止しやすいため、ドオーと同様にあまり選出することができませんでした。あまり当たらなかったとはいえ、隠密マント持ちのポケモンも警戒しておく必要がありました。耐久も思っていたよりもなく、鉢巻きや眼鏡持ちの高火力や積んでくるアタッカーに受け出ししにくかったです。身代わりをする機会がほとんどなかったため、S2の最終1位の方が採用していた鉄壁やテラスタルしていないサーフゴーの打点となる地震に変更しても良かったかもしれません。

 

・セグレイブ

襷による行動保障があったことがかなり強かったです。ドラゴン、氷、地面の範囲が非常に優秀でほとんどのポケモンに等倍以上で殴ることができました。きょけんとつげきは打った後はデメリットこそありますが、高火力かつ交換もできるためかなり使いやすかったです。竜舞を積んだ後の突破力はすさまじく、残りセグレイブ一体で三立てすることもありました。

襷を持っている関係上ステロに弱く、先発もしくはステロを撒いて来なさそうな構築にしか選出できませんでした。Sも準速のため、一舞しても最速ドラパルトを抜けず、最速でないことを祈ることが多かったです。つららばりが欲しい場面も多々あり、技スぺの足りなさを実感しました。耐久にあまり振られていないためサイクルに不向きで、セグレイブを選出した試合は最低限のサイクルしかできないのが窮屈でしたが、それでもかなり強かったと思います。

 

・マスカーニャ

特殊方面に耐久が振られたマスカーニャでした。上述のように鋼の一貫があるため、サーフゴーを先発に選出されることが多く、それに合わせてはたきを打つことで安定してサーフゴーを処理できていました。氷テラスはマスカーニャに受け出してきたカイリューに刺さっており、私が戦っていた順位帯ではほとんど警戒されませんでした。元のタイプが悪タイプである点も強く、ドドゲザンの不意打ちを半減できたり、サザンドラの悪の波動に受け出しできたりするなど活きる場面が多くありました。

しかし、いくら特防に耐久を振っても高火力の技は耐えることができないため、眼鏡持ちの高火力技への受け出しはできず、ラウドボーンやウルガモスに受け出しはもちろん対面でも打ち負けるため、チョッキマリルリのような立ち回りはできませんでした。また、火力も抜群を突けなければ足りていないため、耐久と火力の過信は禁物でした。全抜きするようなポケモンではなく、場を荒らして有利な展開を作っていくポケモンだと感じました(個人の感想です)。

 

 

選出

マスカーニャ+アーマーガア+ドラパルト

この選出が多かったです。相手の構築によってはセグレイブが入り、対面的な戦い方もできました。この構築記事の選出パターンにはアーマーガア+キョジオーン+ドオーの受けサイクルもありましたが、トリックやアンコールを警戒しすぎてこの選出をすることができませんでした。

 

 

きついポケモン

・積んでくるセグレイブ、カイリューガブリアス

特性天然のポケモンが物理耐久が低めのドオーしかおらず、アーマーガアで対処しようとしても耐久が足りずにごり押されることが多くありました。セグレイブはアーマーガアのテラスタルを合わせても等倍の技で殴られ、カイリューはアンコールを使われればアーマーガアで処理できないため、特にこの二体は注意して対処する必要がありました。

 

・ヘイラッシャ

特殊アタッカーがドラパルトしかおらず、フェアリーテラスされれば流星群を打てずに交換する必要があり、交代際にあくびを打たれたり、地割れ以外の技で削られたり、地割れの試行回数を稼がれたりすることが多くありました。

 

・クエスパトラ

処理するルートはありますが、クエスパトラのためにその選出ができないことが多く、結果的に苦戦していました。

 

感想

最終日はポケモン対戦をしてきた中で最も上振れていた日だったと思います。今シーズンはインフレのおかげもあり、初のレート2000を取ることができました。もちろんうれしいことではありますが、インフレ、上振れ、自分の構築ではないことを考慮すると、決して今回の結果は私の真の実力ではないと考えています。今の実力で剣盾後期のデフレ環境でレート2000を取れるかと言われたら、絶対に取れないと思っています。そのため、今回の結果で調子に乗らず、今後は自分の力で結果を残せたと言えるように頑張っていきたいと思います。

 

対戦を始めておよそ3年経ちました。私と同時期に始めた人や私より遅くに始めた人たちがレート2000を達成している中、結果を残せない自分に嫌気がさしていました。3年という長い年月がかかりましたが、悲願のレート2000達成であったので、今回の結果自体は素直に喜びたいと思います。

 

今回は前シーズンで結果を残した方の構築のポケモンについて率直な意見を書いたつもりです。私のような人間が、結果を残した方の構築に対して意見するなど烏滸がましいと思っています。せっかくレート2000を取ったので、記念に何か残しておきたいと思い、今回の感想を書いてみました。この構築を公開してくださった方に、勝手にリンクを記載し、勝手に感想を書いたことについてお詫び申し上げると共に、素晴らしい構築をレンタルパとして公開していただけたことに心からお礼申し上げたいと思います。

 

最後になりますが、大した実力のない人間がレンタルした構築のポケモンの感想という誰も興味がなく、誰にも参考にもならないような文章をここまで読んでいただきありがとうございました。何かあれば、@yakimono16_pokeまでお申し付けください。

 

ご精読ありがとうございました。